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病気は、自然治癒力の働きであり天からのギフト

健康の反対は病気ではありません。健康の反対は、不健康です。病気とは、不健康原因を除去し、傷んだ支障のある部位を治すための自然治癒力の働きだったのです。
病気は、この世界において最も優れた健康回復能力を持っていると言明できるでしょう。基本的に、病気とは、健康回復への最も素晴らしい技術を持った、感謝すべき天からのギフトだったのです。病気の有効性を理論的に先ずはご理解いただき、その上で病気が健康回復作用であることを実際に体験していただけるなら、誰でも病気が最も優秀な健康回復作用であり、根本的に真の健康をつくる為の最高の治療能力を持っていることをご理解いただけると共に、病気が自然治癒力の働きであることを確信することができると思います。
このように、天が私たちに最初から備えてくださった、としか思いようのないほど、何よりも優れた、「心身両面の健康回復能力」が活発に働き出した状態が病気なのです。
その事実を60年の体験を通して知ることができました。健康にとってもっとも恐るべき敵と思われ続けてきた病気は、健康の敵どころか、「病気は、真の健康を回復するための、最も優れた治療作用」だったのです。

“病気は”、健康回復への「自浄作用であり、自己治療作用(自己浄療作用)」であり、「自然治癒力」の働きだったのです。

病気が不健康原因を根本的に除去し体質を改善して、健康回復に多大な貢献をしてくれることが明確に分かるなら、病気に対して自然と感謝が湧き上がってくるでしょう。
しかし、病気をした時、心底から感謝が出てこないとするなら、病気のありがたさが理解されていない何よりもの証拠かと思われます。
病気になったら、健康回復への病気の有効性を理解しているなら、感謝が自然と湧いてこなければなりません。感謝が心から湧いてくるなら、安易に薬を飲んで病気をやっつけようとしなくなるはずです。安易に薬を飲んでやたらと病気の邪魔をしないで、病気が十二分に楽々働けるように、病気の作用を手助けしましょう。上手に手助けしてあげるなら、決して障害にまで至らず、病気という自然治癒力本来の働きが終了すれば、病気をしている原因がなくなる訳ですから、病気は治まります。
カゼを一例として、手助けする方法を考えてみます。カゼなどで39℃からの高熱が出たときには、脱水状態を起こさないよう水分の補給に気を使いましょう。さらに、蓮根と根しょうがを9対1の割合ですって絞った汁をコップに入れ、熱湯を注いで1,2杯(200cc~400cc)飲むことによって身体の芯から温まり汗と
共に排毒が行われ、汗と共に発熱も正常に戻ってウソのように楽になります。発熱によるリスクもなくなり、副作用もなく苦痛も解消します。これは大変効果的な昔からの民間療法です(詳しくは機関誌「自然治癒力」のバックナンバー参照)。薬を使わずにカゼを引ききった後の体調は、大変良好なはずです。意識して観察して下さい。カゼが優秀な自浄作用であり、自己治療作用であることが、体験を通してご理解いただけると思います。カゼは、不健康原因を除去し体質改善や健康快復の働きと共に、体力や持久力を高め、真の健康回復作用によって五感(視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚)の働きが良くなり、感性まで高まることが分かってきました。このような、総合的改善により運勢までが強くなるといわれていますが、間違いないようです。
是非、体験されて、さらに健康で幸せになられ、ますます若返っていただきたいと思います。

プロのスポーツ選手がカゼを引いた後に優勝するわけ

ゴルファーをはじめプロスポーツで、予想外の選手が優勝することがあります。意外な優勝に驚きながらも嬉しさを隠せない選手の口から「実は試合の前にカゼを引いたので、良い成果を出せるとは思っていなかったんですよ」という言葉を聞くことがあります。
このようにカゼのすぐ後の試合で大活躍しますが、これはカゼにより体質改善が行われ不健康状態が改善され健康回復により、体調や五感の働きや感性(第六感)が良好になっているからです(カゼの場合にも、安易に薬を飲むと返って体調を崩してしまい、折角の健康回復作用が台無しになりますので要注意です)。
辛いかもしれませんが、病気に一生懸命手助けすれば、それだけ早くに元の元気な姿に戻れるし、安易に薬も使用しないので必然的に障害が出るリスクはなくなります。障害や副作用の出る心配すら、しなくて済むようになりますし、健康になって若返るために、「病気有効論(sickness effective theory)」を是非体験していただきたい。

病気有効論が理解でき実践していただけるなら、病気は病気のうちに快癒して体調が以前よりも良くなります。不健康原因が除去され再び体質が改善されて根本的な健康が戻るのだから、病気をする以前よりも体調が良くなるのは当然なことなのでが、当たり前な真実が理解できないほど病気に対する考え方がゆがんでしまっていると言えるでしょう。
病気が健康回復のための、最も優れた人体が体内に備えている医療であり健康回復能力(自己浄療能力)なのだから、病気をした後は病気をする前以上に真の健康となり体調がよくなって当たり前であって、健康が増進し体調が良くならないとしたら、それこそがおかしい不自然なことなのです。
病気有効論を実践していると、病気といっても、カゼを引いて長くて2,3日寝込むとか、パソコンの使いすぎや仕事のしすぎで肩がこるとか、疲れたとか、急に運動のやり過ぎで筋肉痛を起こしたとか、その程度の病気で済んでしまいます。
このような身体の状態は病気有効論を実践する人の共通点なのです。不健康原因を余り沢山ためないうちに、自己浄療作用である病気をして不健康原因を除去し、傷んだ部位は治療し、未病は事前に解消しておくので大病する必要がなく、せいぜい2,3年に一度1日か2日寝込めばそれで健康でいられるのです。私の場合は、既に60年からそのような健康状態できました。
私は十代の中頃から、病気有効論を主体とする自然治癒力に特に興味を持ち、活動をしてきました。
今私が考え目指していることは、「病気有効論の本の出版」と、私の人生において「80歳からが働き盛りの健康づくり」及び「真の健康づくりに於いて、周りの人たちのお役に立ち社会のお役に立つこと」です。
80歳からが本当の意味で健康づくりに於いて、周りの人や社会に最もお役に立てる働き盛りと言える健康をつくりたいと願っています。
幸いにも、今まで病気有効論を実践していただき続けられている方々が、さらに健康になり若返って幸せな姿を見られることは、何よりも嬉しい限りです。
大病を抱え、または、長年持病に苦しんでいる方であっても病気有効論の実践により、人体に備わっている最も優れた健康回復能力を活用できるので、大変早くに健康を回復し、同時にますます若返って健康な心身をつくることができ大病しなくなるのです。

たまに、病気とはいっても、カゼを引いたり、だるいとか、身体が重い、筋肉痛を起こしたとか、軽い症状であっても、それは病気という健康回復作用なので不健康原因を取り除き、体質改善、健康増進、若返り、その他、健康回復という重要な作業の役割を終えるのです。したがって、身体はとりあえず不健康原因も不健康体質も、病気(自己浄療作用)をする必要性もすっかりなくなり、病気は消えるべくして消えてしまいます。

病気は、健康回復への最も素晴らしい有効性であり、健康回復へのベストな自己治療であるから、病気をした後は不健康体質が改善され不健康原因が自浄されなくなります。したがって病気をした後は、インフルエンザウイルスが口内に入っても、また、カゼをたまには引いてみたいと思っても、インフルエンザもカゼウイルスも受け付けなくなり決してうつらなくなるのです。
もしも病気が、たまには働きたいと思ったとしても、体内に病気が行う仕事がなければ、病気は失業してしまいます。働きたくても、不健康原因をとりあえず全て自浄し体内に不健康原因がないので、これ以上病気の働く必要がなくなり、病気は立ち去るしかないのです。病気をした後は、人体はカゼやインフルエンザウイルスだけではなく、病気も必要がなくなるので一切受け付けなくなります。つまり、病気をしなくなくなるということです。そのためには、安易に薬を使わずに、自己の人体に備わっている健康回復への最も素晴らしい有効性であり、健康回復へのベストな自己治療である病気を上手く活用することなのです。病気は健康づくりの大天才です。しかも、誰にも平等に無料で手抜きなく天才的治療や自浄作用を働かせて、体質改善による根本的な健康づくりをものの見事に行ってくれます。
病気になれば、その病気が何よりも最高の天才的治療を行い健康回復のために精一杯の働きをして、治療が終われば料金も取らずに静かに立ち去ってくれるのです。どんなに不健康原因をつくって病気を手こずらせたとしても、病気はへっちゃらです。愚痴ひとつ言わずに最高の治療を行ってお礼も言わなくても文句ひとつ言いません。
病気は病気のうちに必要なくなって、病気が他の何よりも最も優秀な健康回復作用という役割を終えて自然と消えてくれることが、今後の心身の健康にとって重要なことなのです。

今まで以上に健康になれるのです。
「病気は病気のうちに治せ」とは、以上のようなことなのです。
病気有効論を理解するなら、「病気は病気のうちに治せ」ということが、どれほど健康回復や元気で若々しい生き甲斐の持てる長寿に役立つかがお分かりいただけると思います。

副作用や後遺症、障害へのリスク回避を

折角、「病気という最高の健康回復治療作用」が始まってくれたのですから、薬を安易に飲んで病気の邪魔をしないようにしましょう。後遺症や副作用、医原病、医療過誤等、出る確率は非常に高いことを認識していただきたいと思います。
もしも、あなたが、あなたの体内に備わっている最も優秀な自然治癒力の働きである自己浄療作用、つまり健康回復作用の働きの邪魔をして、安易に薬を飲み、薬毒の後遺症や副作用が出て、後々、痛い目にあっても知りませんよ。障害や耐え難い苦痛や生活上の難題が発生し、どうにもならなくなってしまったことを悟るでしょう。信じられないことですが、どれほど幸せであったか知れない、あなたの人生が一変してしまうのです。そのような姿を沢山見てきました。あなたには決してそうなっていただきたくないのです。これが現実なのです。

しかし、「それもあなたが選択することですから、全てあなたのなさることは自由ですから、安易に対症療法を行い、安易に薬を使用して、後々までも、どうぞご勝手に苦しんでください」とは、間違っても言いませんが、そうならないよう十分にご注意ください。薬毒の後遺症や副作用は、本人や周りが気付かないこともかなり多いと思われますが、その発生する確立は後遺症や副作用の大小を合わせると90%以上にもなると思われます。薬や対症療法を長年繰り返すと、人によって障害の発生部位や出方が違いますが、障害の発生領域を人体全体とした場合、やはり障害の出る確率はかなり高くなるものと思われます。現代西洋医学は、上記したように障害には最高の医療技術を発揮してくれますから、順次治療処理は確実に成功するものと言えるでしょう。但し、できるならば、障害を未然に防ぎ、治療をしないで済むのならそのほうが良いのではないでしょうか。
病気は、最高の健康回復若返り、元気な長寿づくり作用が体内で活発に働き出してくれている証拠なのですから、これ以上嬉しいことはありません。
病気が悪化して障害になるのは、やたら安易に薬を飲んだり、病気に逆らって病気の邪魔をするからです。障害を起してしまったのでは取り返しがつきません。障害だけで済めばまだしも、苦痛に耐えられず苦しむだけ苦しんだ挙句、天寿を全うしないで死んでしまったらどうするのですか。これまでもどれだけ多くの人たちがそのように苦しんで亡くなっていったかわかりません。今では、さらに多くの人たちが病院で不本意のまま、思ってもいなかった激痛の終末医療(ターミナルケア)を余儀なくされ、命を落としています。

医療の現状を垣間見る

ガンをはじめ生活習慣病が、ますます増える一方です。薬を使用しても、医療にかかっても根本から治らないことが常識となり、誰も不思議に思わなくなっています。それ自体おかしな話のですが、誰も気にせず、まかり通っているのが現状です。
薬害エイズでは、血友病の子供たち5,000人のうち40%の2,000人がエイズ感染しました。1日おきに1人死んで行くと言われたほどです。
現代西洋医学の実態を浮き彫りにする事例として、ライ症候群では世界の子供たちが解熱剤や風邪薬で亡くなりました。欧米やオーストラリアでは子供たちに薬を飲ませないようポスターまで貼って政府が早い対策を徹底させましたが、日本では返って強力な薬をつくり出し、使用したために毎年200人から400人の子供たちが、インフルエンザ薬によって命を落としたと発表されています。ペニシリンショック死からはじまって院内感染は今も重大な問題を提起しています。サリドマイドは今もまた使用されるようになりましたが、多くの障害者を生んでしまいました。病気を病気のうちに治していたら、完全に避けられたはずです。

病苦への恐怖心をどう克服したらよいか

薬の副作用が分っていても薬を使い続ける人たちが多いのは、病気に対する恐怖心から、病気を薬で退治するしかないと勘違いしているからだ。病気は健康回復のための、世界一優れた名医でありベストな治療を行ってくれるのだが、それが理解できない人にとっては、病気に対する恐怖心が心身共に大きな悪影響を与えてしまう。
病気はありがたいのだが、それを知らぬがゆえの恐怖心は、リスクをつくり出すため、大変怖いといえる。これはひとつの逸話だが、学生たちに憎まれていた寮長を、学生たちが講堂へ呼び出し、いじめられた学生たちが一人ひとり罪状を言い渡し、この罪は死刑に値することを寮長に告げ、寮長を目隠しして首を机から突き出させた。寮長に、これから断首することを告げ、濡れ手ぬぐいで気合と共に首をひと叩きしたところ、寮長は気を失ったようにガクッと首をたれた。学生たちはどっと笑い転げた。しかし、その後、寮長を揺り動かしても意識は戻らなかった。余りの恐怖のために息絶え死んでしまったのである。恐怖心を持つこと自体が如何に怖いかを如実に物語っている。
病気は病魔とか病鬼とか言われる。また、死を連想させるので、豪腕な男でも病気になると別人のごとく気弱になるものだ。病気になった時、どのように思い、どのように恐怖心を克服したらよいのだろうか。病気をしたら、先ずどう思うべきかを考えてみたいと思う。
病気に対する恐怖心を無くすには、病気が本来、どのようなものなのかをしっかりと認識することが先決である。病気の持つ身心の健康回復効果や病気がどれほど多くの有益性を持っているかを知って、自分の脳に認知させることが重要である。病気は怖くないと脳が前もって認知していれば、決してビックリすることはない。突然驚かされるから、一寸したことでも心臓がパクパクするほどビックリするのだ。

病気は、感謝に耐えない最高の健康回復作用

カゼや下痢、嘔吐、その他日常的な病気(障害以外のほとんど)は、根本から不健康原因を除去し、体質まで改善して真の健康をもたらしてくれる健康回復の為の自己浄化治療作用です。ですから、病気をしたらお祝いしたい気分にならなければいけません。病気をするからいつまでも元気な長寿ができる。人生を楽しむことができるのです。

人体に備わった“魔法のつえ(杖)”

自己の一個の細胞から、人体をつくった私たちは、諸種の分野において無限な能力とも思える能力を本来持っていると自己を認知して、しっかり自覚したいものである。そうすることにより、潜在意識や潜在能力に秘められた力がフルに発揮されるのではないだろうか。その無限と思われる能力のひとつには、やはり奇跡としか思えない可能性を秘めた、人体に備わる豊かな健康回復能力がある。それは、まさに奇跡としかいいようのない多才且つ精密高度な治療や自浄技術を身体全体で同時に、しかも、ものの見事に自己浄療能力(自然治癒力)を駆使して健康を回復してくれる。そのような奇跡的能力を人体に備えている。
「自らの人体に備わる健康回復能力(自己浄療能力)」を知れば知るほど、感謝して使用すればするほど磨きがかかりパワーUPして行く、それは魔法の小槌のようなものだと言えるのではないだろうか。
魔法の小槌である万能とも思える病気、つまり、自然治癒力であり自己浄療能力は、どうしようもないほどの不健康体質を、自浄作用や体内から湧出する良薬や体内ドクターを駆使して自己治癒力治療を行い、真の健康体質に変換してくれる。驚かされるのは、その最も優れた「真の健康回復能力(自己治療作用・自然治癒力)」が、健康の敵として最も恐れていた『病気』だったのだ。

 

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